≪二十四節気通信≫ 啓蟄(けいちつ)

2023.03.06
LINE Pinterest

寒さが緩み、春の訪れを感じる【啓蟄】の過ごし方

厳しい寒さも和らいで、暖かさを感じる日が増えてきました。寒がりの私ですが、上着を羽織らなくても過ごせる時があり、春の陽気にほっとすることもあります。

今回は、寒さが緩んで春の訪れを感じられる「啓蟄(けいちつ)」の過ごし方をご紹介します。

啓蟄とは?おすすめの過ごし方

 

日本の四季を示す二十四節気は、春夏秋冬4つの季節をさらにそれぞれを6つの候に分けたもの。

春を表す候には、立春(りっしゅん)・雨水(うすい)・啓蟄(けいちつ)・春分(しゅんぶん)・清明(せいめい)・穀雨(こくう)と6つの候があります。

啓蟄は、春の三番目にあたる季節。

啓蟄の「啓」には開放するという意味があり、「蟄」とは虫が冬の寒さから身を守るために土ごもりしている意味があります。

寒さに耐える時期が終わって、動物や植物が活動を始める時期。

毎日せわしない中でも、ふとひと息ついて周りに目を向けてみるのはいかがでしょうか?

毎日通る同じ道でも昨日咲いていなかった花が咲いていたり、日差しが暖かかったりと、自然の変化に気づくとなんだか嬉しくなりますよね。

ただ、寒暖差もあるため無理せず休息したいところ。

肌寒い日もあるので湯船に浸かったり、美味しいものを食べたりして、一日の疲れを癒しましょう。

今回は、za you zenの「四季の塩」で作る美味しいレシピをご紹介!

身体と心のエネルギーにしてください!

ふきのとうのサクサク天ぷら

冬の冷たい雪にも耐えた山菜には、栄養がぎゅっと詰まっています。さらに、苦みには身体のデトックス効果があり、新陳代謝を促すので、疲れが溜まっているときにおすすめです。

◆材料(2人前)

ふきのとう(6個)・かたくり粉(適量)・小麦粉(大さじ2)・水(大さじ3)・油(適量)・塩(適量)


◆作り方

1.ふきのとうは、葉を開いた状態で揚げます。汚れた葉を取り除き、折り目をつけるくらいしっかりと開ききってから、かたくり粉を全体にまぶします。

2.小麦粉と水を2:3の割合で軽く混ぜ合わせます。

3.ふきのとうの全体に②の衣をつけ、170~180℃に熱した油の中に、開いた部分が下向きになるように入れます。

4.最後は少し火を強めてカラッとさせ、しっかり油を切って盛り付けます。塩をつけて召し上がってください。

菜の花のペペロンチーノ

春にスーパーに並ぶ定番食材ですね。

菜の花の黄色い花が咲いているのを見ると心がワクワクしてきます。

見ても楽しめますが、食べても美味しいなんてお得ですよね。

◆材料(2人前)

パスタ(2束)・塩(大さじ1/ふたつまみ)・ニンニク(2片)・唐辛子(適量)・オリーブオイル(適量)・菜の花(8本程)


◆作り方

1.塩大さじ1を入れたお湯でパスタを茹でます。

2.刻んだニンニクと、唐辛子をオリーブオイルで炒めます。

3.②にパスタを入れ、塩ふたつまみほど入れて味を調整します。菜の花は最後に入れて、余熱で加熱すれば完成。

 

この料理に使う塩は「za you zen 春塩」がおすすめ。春の海は、海一面が海藻でいっぱいになります。そこからとれる春の塩は、海の隠し味が効いたコクのある味わいに。風味が豊かに広がります。
《za you zen 春塩 -花- のご購入はこちら》

最後に

年度末を迎える今月は忙しい方も多いと思いますので、いつもの食事で食材を変えて、春を感じるのはいかがでしょうか?

頑張りすぎず、自然の変化に目を向けながら穏やかに過ごす時間も大切にしたいですね。

 

二十四節気通信が、日々のヒントになれば幸いです。