A1.正しく選んで正しく使えばベタつかず、さらっとしていてうるおいも長続きします。オイルの種類、精製方法、使い方をチェック!
植物オイルはベタつきにくい
美容オイルにはさまざまな種類がありますが、大きくはミネラルオイルと天然由来オイルに分けられます。まずはそれぞれの特長を紹介しますね。
ミネラルオイル(炭化水素)
石油由来の油を高精製したもので、サラリとして安定性に優れているのが特長。肌にラップをかけるように水分蒸散を防ぎます。ただし肌内部には浸透しないので、つけすぎるとテカリやメイク崩れにつながります。
なおスクワランオイルは天然由来ですが、安定性を高めるために水素を結合しているので、分類はミネラルオイルと同じ炭化水素です。
天然由来オイル(油脂)
植物の果実や種子、動物の脂肪などからとれるオイル。ヒトの肌(角層)を構成する脂質と組成が似ているので、肌によくなじみ、浸透性と保湿力に優れています。中でもオレイン酸を多く含むオリーブ果実油やツバキ種子油、コメヌカ油などは、サラリとして使いやすいでしょう。
ただし馬油は粘り気のある脂肪酸を多く含むので、商品によってはベタつきが気になることも。また馬油など気温が低いと固まりやすいオイルもあるので、冬場は使用感が重い(=ベタつく)と感じる人がいるかもしれません。
またオイルの種類だけではなく、精製方法もベタつきに影響します。
ベタつきの原因を精製して除去!国産の高純度オイル
天然由来のオイルには、肌にいい栄養素が豊富に含まれています。ただし不純物も含むので、そのままではベタつきや酸化の原因に。栄養素はそのままに、不純物だけを取り除く精製技術が品質に影響します。
とはいっても見た目だけでは、純度の高い・低いはわからないもの。迷ったときは日本人の肌にもなじみやすい植物オイルをベースにした国産オイルがおすすめです。
水分とオイルを一緒に届けることでベタつかずうるおい長続き♪
美容オイルは化粧水で肌を整えたら、すぐになじませるのがポイント。水分を油分がコーディングして肌に届けるので、ベタつきが気になりません。美容オイルと美容液が1つになった2層式の美容液オイルなら、よりみずみずしい使い心地。パシャッと弾けてうるおうテクスチャーが、やみつきになりますよ。