化粧水は手よりコットンの方がいいの?メリット・デメリットや効果的な塗り方を解説!

美容の基本 2022.07.16
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化粧水を付けるときには手とコットン、どちらを使うのが正解?それぞれのメリット・デメリットをご紹介しています。さらにコットンを使った化粧水の効果的な塗り方も解説。コットンを使用する上でのお悩みの対処法や肌に優しいコットンの選び方のコツ、コットンで塗るのにぴったりなおすすめの化粧水もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

化粧水は手とコットン、どっちで付けるべき?

化粧水をつけるときに、手とコットンどちらを使うのが良いのか迷ったことはありませんか?保湿力の点では実はどちらでも正解です。ただしそれぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自分の肌質やライフスタイルに合った方を選ぶと良いでしょう。最近肌の調子があまり良くないなと感じる場合には、化粧水を手で付けるか、コットンを使うかを見直してみるのもおすすめです。化粧水を手で付ける場合とコットンを使用する場合、それぞれのメリット・デメリットについてみていきましょう。

化粧水を手で付けるメリット・デメリット

ここでは化粧水を手で付けるメリットとデメリットについてご紹介していきます。普段手を使って化粧水を付けているという方もぜひチェックしてみてくださいね。

メリット①刺激・摩擦が少ない

化粧水を手で付ける一番のメリットは、肌への刺激や摩擦が少ないという点です。刺激や摩擦をなるべく避けたい敏感肌の方や、肌が炎症を起こしている場合などは手を使用するのがおすすめです。手の体温で顔の表面が温まり、血行が良くなるのもポイント。

メリット②化粧水が少量でOK

コットンを使用するときには、肌に付ける分だけでなくコットン本体に吸収される分の化粧水も使うことになります。手を使う場合は手に出した分全部をそのまま顔に付けられるため、コットンを使うよりも化粧水の使用量が抑えられます。

デメリット①ムラができやすい

顔は凹凸があるため、ただ手を顔の表面に滑らせるだけだと塗りムラができやすくなります。小鼻や目、口の周りなど、化粧水が行き渡りにくい細かい部分に丁寧に馴染ませていくことが大切です。

デメリット②手からこぼれやすい

手に出してから顔に付けるまでに、化粧水が手の隙間からこぼれ落ちやすいのもデメリットのひとつです。特にサラサラしたテクスチャーの化粧水だと腕を伝って垂れてきたり、指の隙間から下にこぼれて洗面台や床を汚してしまうことも。

化粧水にコットンを使用するメリット・デメリット

使わない方にとってはちょっと手間に感じてしまうかもしれないコットンですが、実はお肌にとってのメリットもたくさん。ここでは化粧水にコットンを使用するメリットとデメリットについてご紹介していきます。

メリット①ムラなくなじませることができる

コットンを使う一番のメリットは、顔全体にムラなく化粧水を行き渡らせることができる点です。目もとや口もとなど、乾燥しがちな部分にも化粧水を密着させることができます。鏡を見ながら化粧水を塗ることができるので、どの部分が塗れていないのか把握しやすいのもポイントです。

メリット②化粧水をこぼしにくい

手で化粧水をつけると、指の隙間からこぼれたり、腕を伝って落ちてしまったりしますよね。コットンを使う場合はコットンが化粧水を吸収するのでそういった心配がありません。化粧台や床を汚したくない、という方にもおすすめです。

メリット③古い角質が拭き取れる

肌の古い角質は、通常であれば新陳代謝で自然に剥がれ落ちていきます。ただし加齢や生活習慣の影響で古い角質が溜まってしまうと肌のくすみや乾燥の原因になることも。コットンを使用することで、コットンの繊維がこの古い角質の除去をサポートしてくれる上、肌の新陳代謝も促すことができます。

デメリット①肌への刺激になることも

化粧水を十分に含んでいないコットンで強く擦ったり力を入れすぎたりすると、肌にダメージを与えてしまう可能性があります。肌への刺激はシミや乾燥の原因にもなるので、特に肌が敏感な方や肌荒れを起こしている方は注意が必要です。肌に優しいコットンを選ぶなど、コットンの選び方にも注目してみてください。

デメリット②化粧水の使用量が多い

コットンは、顔に付ける量にプラスしてコットン本体が吸収する量も含んでしまうため、どうしても手で付けるときよりも化粧水の使用量が多くなってしまいます。厚みのあるものなど、コットンの種類によってはさらに化粧水の使用量が多くなってしまう可能性も。

デメリット③化粧水の種類によっては向いていないものも

化粧水の種類によっては、コットンを使って塗るのに向いていないものもあります。現在使用している化粧水を手で付ける方法からコットンを使う方法に変えてみようとお考え中の方は、化粧水に記載してある使用方法を一度確認してみるのがおすすめです。

コットンに向いている化粧水のタイプとは?

コットンの使用には、サラサラとしたテクスチャーの化粧水がおすすめです。コットンにたっぷりと化粧水を付けて使うことが重要なので、繊維に染み込みやすく、シャバシャバと使えることがポイントです。とろみのあるテクスチャーの化粧水は、商品にもよりますがコットンに染み込みすぎてしまい肌移りが悪い場合も。また、肌を引き締める「収れん化粧水」や、メイクのクレンジング後などに肌に残った油分や古い角質を取り除く目的で使用する「拭き取り化粧水」などは基本的にコットンの使用を推奨しているものがほとんどです。商品ごとに推奨されている使用方法を確認してみてくださいね。

コットンでの効果的な化粧水の塗り方

正しい塗り方のコツを抑えてより美しい肌に。コットンを使った効果的な化粧水の塗り方のポイントを詳しく解説していきます。

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コットンを使用した化粧水の付け方のポイントは、コットンに化粧水をたっぷりと染み込ませること。もったいないと化粧水の量を少なくしてしまうと、摩擦が起きて肌に負担をかけてしまう可能性があるためです。メーカーや商品によって推奨されている使用量は違ってきますが、コットンを使う場合は500円硬貨大ほどと、少し多めの量を目安にすると良いでしょう。コットンの裏側まで湿るくらい、十分に化粧水を含ませての使用がおすすめです。

塗る方向

化粧水を含ませたコットンは、顔の中心から外側に向かって優しくフィットさせながら塗っていくのがポイントです。まずは左右の頬を、次に額を顔の中心から外側に向かってコットンで化粧水を馴染ませていきます。次に目の周り→鼻筋→小鼻の周り、最後にあごから首にかけて馴染ませましょう。髪の生え際や眉下など、見落としがちな部分も忘れずに。

使用回数

普段のスキンケアで保湿が十分でないと感じたときには、コットンを使用したコットンパックがおすすめです。やり方は簡単。コットンを2枚に割いて化粧水をたっぷり染み込ませ、乾燥が気になる部分に乗せるだけです。放置時間は3分程度を目安にしましょう。長時間コットンを乗せたままにしていると逆に肌が乾燥してしまうので注意してくださいね。
コットンを使ってのスキンケアは毎日行ってもOKです。ただし、肌荒れを起こしたり、肌が敏感になっているなど、肌の不調を感じた場合は一度手を使う方法に戻して様子を見た方が良いでしょう。

コットンでよくある悩みと対処法

コットンを使用する上でよくあるお悩みと対処法についてご紹介していきます。

コットンの繊維が顔につく

使用しているうちにコットンが毛羽立って繊維が顔に付いてしまうという場合は、コットンの使用方法を見直してみるのがおすすめです。コットンには繊維の流れがあり、長い辺の方向に繊維が流れるように作られています。そのため、手に持つときは横長の方向で持つのが正しい持ち方。繊維の流れに沿ってコットンを優しく滑らせながら使用することで毛羽立ちを抑えることができます。

化粧水をコットンにしたら乳液もコットン?

化粧水をコットンで付けたら乳液もコットンで付けた方が良いのでしょうか?答えは手で付けてもコットンを使用しても、どちらでもOKです。乳液は伸びが良く、水分と油分がバランス良く配合されているため、コットンとの相性も良いです。ただし化粧水と同じように手でつけるときよりも多めの量をコットンに含ませることが必要なので、コストパフォーマンスとの兼ね合いも重要になります。

使い終わったコットンをそのまま捨てるのがもったいない

使い終わったコットン。まだ化粧水が含まれているのに、捨ててしまうのがもったいないような気がしませんか?そんなときは肘や脛など、乾燥しやすい体の部分に残った化粧水を馴染ませるのがおすすめです。体の保湿をする前に少し保湿することで、ボディクリームがより馴染みやすくなります。

肌を傷つけにくいコットンの選び方とは?

コットンの種類は様々。どのようなタイプのコットンを選べば良いのか分からなくなってしまいますよね。コットンは、四方を加工していない「カットタイプ」と、両サイドが加工して留めてある「サイドシールタイプ」の主に2種類に分けることができます。カットタイプは化粧水を付けるときだけでなく、ネイルをオフするときや、剥せるタイプのものはパックにも使用できるなど、汎用性が高いのが特徴です。サイドシールタイプは毛羽立ちにくく型崩れしにくいため、最初から最後まで安定感のある使い心地が維持できるのが特徴です。

肌への負担を軽減させるためには、なるべく繊維の毛羽立ちが少なく、柔らかい素材のコットンを選ぶのがポイント。特に敏感肌の方には農薬や化学物質が使われていないオーガニック素材のコットンがおすすめです。また、毎日使用する物だからこそコストパフォーマンスも重視したいですよね。使い心地と価格帯を考慮しながら、ご自分に合ったコットンを見つけてみてくださいね。

化粧水のおすすめ商品2選

季節や体調、年齢によっても肌に合う化粧水は変わってきます。お肌の調子が良くないと感じたら、現在お使いの化粧水を見直してみてはいかがでしょう?美肌のために日本全国から植物のチカラを集めたエイジングケアブランド「coyori」から、おすすめの保湿アイテムをご紹介します。

ミネラル保湿液-雪月-

coyoriミネラル保湿液乾燥による肌のお悩みにぴったり。ミネラル豊富な島根県産の「玉造温泉」の温泉水をベースにした保湿液です。とろみのあるテクスチャーが肌に馴染んでミネラルをチャージ。一度づけでしっかり肌にうるおいを与え、秋冬の乾燥や冷えなどによる肌悩みをサポートしてくれます。
さっぱりした使用感が好きという方には、同シリーズの「ミネラル保湿液白ー風花ー」がおすすめ。ビタミンCがレモンの約34倍含まれているアセロラを配合し紫外線で受けた乾燥ダメージもケアするので春夏の肌にぴったりです。

Coyori彩醒 化粧水

 

彩醒化粧水年齢を重ねるとともに気になってくるハリ不足や肌のくすみにお悩みの方にぴったり。美肌再生サイクルに着目した、Coyori最高峰ケアラインの化粧水です。強い生命力を持つ美しい3種の蘭、「デンドロビウム」・「レリオカトレア」・「ブラッソカトレア」のエキスをブレンドした「オーキッドエキス」が肌サイクルをサポート。年齢肌にハリと透明感をもたらし、エネルギーが満ち溢れるクリアな肌へ導きます。

 

 

監修者:株式会社ピュアラボーテ代表取締役 白崎順子さん

不調に悩む女性のための健康美容エステティシャン。肌を育てる肌育をコンセプトとしたエステサロンを経営。お肌のプロを育成する皮膚理論を徹底解説するエステスクール主催。陰陽五行・臓活エステスクール理事。著書に「カリスマエステティシャンが教える優しい臓活(セルバ出版)」、「エステティシャンが教える 幸せの見つけ方(ギャラクシーブックス)」がある。

株式会社ピュアラボーテ:https://beauty-vavitte.com/