≪二十四節気通信≫清明(せいめい)

2023.04.06
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こんにちは。Coyoriスタッフの高橋です。

すっかり気温も上がり、都心では桜が咲いて風景が華やかになりましたね。

普段通る道でも、桜色と青空とのコントラストが綺麗に映えて、

思わず足を止めてしまうこともあります。

日本の四季を示す二十四節気、今回ご紹介するのは「清明(せいめい)」です。

 

新生活の始まり【清明】におすすめの料理と調味料をご紹介

春を表す候には、立春(りっしゅん)・雨水(うすい)・啓蟄(けいちつ)・春分(しゅんぶん)・清明(せいめい)・穀雨(こくう)と6つの候があり、清明は春の五番目にあたります。

清明は「清浄明潔(しょうじょうめいげつ)」という、春先の陽気に照らされて清らかで明るく、全てのものがいきいきとする様子を表す四字熟語から取られた言葉です。

春らしい気候で風も太陽の光も心地良く感じられ、桜や菜の花など様々な花が咲き溢れる時季。

青空が広がる暖かい日には、お花見や公園に外出して自然と触れ合う機会も増えるのではないでしょうか。

入学式や入社式などイベントごとも多く、環境が変わると新しい出会いに心が踊ります。

新生活を始める方も多いこの時季、おすすめのレシピとミネラルたっぷりの旬の塩をご紹介いたします。

いちごの塩マリネ

いちごは春が食べ頃で、熟していくと香りが良くなり甘みも増します。

新生活でストレスが溜まるとビタミンCが消耗されるため、補うのにぴったりの食べ物なんです。

◆材料(2人前)

苺(8個)・紫玉ねぎ(1/2個)・塩(小さじ2)・オリーブオイル(大さじ1)・酢(大さじ1)・蜂蜜(小さじ1)・こしょう(適量)


◆作り方

1.紫玉ねぎは薄くスライスして、塩小さじ1をふって軽く混ぜ30分ほどおきます。

2.①の紫玉ねぎを水にさらしてからしっかり絞り、塩小さじ1、オリーブオイル、酢、蜂蜜と混ぜ合わせ、冷蔵庫に入れて時間をおいて味をなじませます。

3.食べる前に苺をカットして入れ、仕上げにお好みでこしょうをふって完成。

春の食材をさらに美味しくする「春塩」

先ほどのレシピでぜひ使っていただきたいのが、こちらの春塩です。

山口県の油谷湾の海で採れる「四季の塩」は、雨が降るたびに周りの森の栄養が海へ流れ込み、季節ごとに異なる自然のミネラルを豊富に含んだ塩が創られます。

海面温度が上がり海藻が育つ春の海に、雪解けで森の土の栄養が流れ込むことで、磯の風味と香りを感じられる塩が出来上がります。

しょっぱいだけではなく、苦みや甘さも感じられるので、初めて食べる方は味わい深さに驚かれることも多いです。

冬の間に栄養を蓄えた野菜や食材にかけるだけで、旨みをぎゅっと引き出し美味しくいただけます。

いつもの料理にプラスして、ひと味違う美味しさを愉しんでみてください。

▼詳しくはこちらから
四季の塩「春塩-花-」