≪二十四節気通信≫ 大寒(だいかん)

2024.01.22
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こんにちは。Coyoriスタッフです。

今日は二十日正月(はつかしょうがつ)。正月にお迎えした年神様がお帰りになり、祝い納めをする日です。すっかり休み気分も抜けて忙しない日常に戻りましたが、睦月らしく周囲と親しみ合って、心温かく過ごしたいものです。

日本の四季を示す二十四節気、今回ご紹介するのは「大寒(だいかん)」です。

 

「大寒(だいかん)」を快適に過ごすコツ

冬を表す候には、立冬(りっとう)・小雪(しょうせつ)・大雪(たいせつ)・冬至(とうじ)・小寒(しょうかん)・大寒(だいかん)と6つの候があり、大寒は6番目にあたります。

大寒(だいかん)は、一年でもっとも寒さが厳しいとき。暦のうえでは冬の終わりですが、吹雪くこともあるなど、冬らしさの真っただ中。一年の最低気温もこの時期に記録されることが多いようです。

本格的な寒さの時季を有意義に過ごす工夫のひとつが、寒仕込みです。発酵食品作りにおいて、雑菌が入りにくいことや、気温の低さから熟成がゆっくりと進み、旨味が引き出されることなどから、日本酒や味噌の仕込みを行うのに良いとされてきました。寒さが美味しさを生み出すことは、寒晒しや寒風干しなどの言葉からも感じられます。

昨年、《za you zen 冬塩-雪-》を使って味噌を4kg仕込みました。大豆をつぶすのは骨の折れる作業でしたが、おかげさまで今、香ばしく味わい深い味噌を日々楽しんでいます。大変なことの後にはご褒美が待っているもの。厳しい時季も、前向きに。

 

玉造温泉水で、つるん、ゆでたまご肌。

冬は厳しい寒さで血行が悪くなり、ターンオーバーが滞りがち。乾燥をはじめ、なんだか肌がゴワついたり、くすんだり…。そんなときにおすすめなのが、玉造温泉の温泉水を50%以上配合した「Coyori 彩醒」の化粧水です。

肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みをターンオーバーと言います。肌奥で新しい皮膚細胞が作られ、それが上へと押し上げられ肌表面へと出てきます。それにより、元々あった古い角質が自然にはがれ落ちて、新しい皮膚と入れ替わるのです。

ターンオーバーが乱れた肌は、肌表面に古い角質がたまった状態。ゴワつきやくすみを招き、せっかくのスキンケアも浸透せず、効果を発揮できません。

「Coyori 彩醒」の化粧水は、角質をやわらげる効果のある玉造温泉水を50%以上も配合。ごわついた肌をなめらかにして、潤いを与えます。また、美肌再生サイクルに着目。蘭の生命力が凝縮したオーキッドエキスにより、年齢肌にハリとつやをもたらします。

温泉水とオーキッドエキスのパワーを借りて、冬も、つるんとなめらかで透明感のある肌を手に入れましょう。

 

ふきのとうのサクサク天ぷら

もう少しで、春の使者ふきのとうが芽吹くとき。あの香りと苦みが大好きで、スーパーで見かけるとたまらず買ってしまいます。山菜の苦みの正体は、抗酸化作用のあるポリフェノール。冬に縮こまった体を元気づけてくれそうですね。

材料(2人前)

ふきのとう(6個)・かたくり粉(適量)・小麦粉(大さじ2)・水(大さじ3)・油(適量)・塩(適量)

 

作り方

1.ふきのとうは、葉を開いた状態で揚げます。汚れた葉を取り除き、折り目をつけるくらいしっかりと開ききってから、かたくり粉を全体にまぶします。

2.小麦粉と水を2:3の割合で軽く混ぜ合わせます。

3.ふきのとうの全体に②の衣をつけ、170~180℃に熱した油の中に、開いた部分が下向きになるように入れます。

4.最後は少し火を強めてカラッとさせ、しっかり油を切って盛り付けます。塩をつけて召し上がってください。

 

<美味しいふきのとうの選び方>

葉が開いてくると苦味が強くなるため、小ぶりでつぼみが固く、ぎゅっと閉じているものがおすすめ。また、緑色が鮮やかな方がおいしいです。

 

この料理に使う塩は「za you zen 冬塩」がおすすめ。海と森のミネラルが混ざり合い、凝縮された塩は、冬の旬の食材の美味しさを引き立ててくれます。
《za you zen 冬塩-雪-》

 

体の中から温める

薬膳の考え方によると、食材は寒、涼、温、熱の4つに分類されるそう。これを四性といい、どちらでもない性質のものは平性と呼びます。温、熱の性質をもつ食材には、お馴染みの生姜やにんにくの他に、鶏肉や海老、長ねぎ、もち米などがあげられるのだとか。毎日の食卓に取り入れて、体の中からポカポカしましょう。

二十四節気通信が、日々のヒントになれば幸いです。