≪二十四節気通信≫ 小暑(しょうしょ)

2023.07.07
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小暑_二十四節気

こんにちは!Coyori スタッフです。

トマトやきゅうりなどスーパーに夏らしい野菜が並び、夏がいよいよやってきましたね。
写真のような避暑地へ行く計画を立てたいものですね。

日本の四季を示す二十四節気、今回ご紹介するのは「小暑(しょうしょ)」です。

「小暑(しょうしょ)」の旬の食材

この季節に旬を迎える食材に「とうもろこし」があります。

とうもろこしの収穫時期は6~9月頃。今の時期はスーパーに大量に並びます。

美味しいとうもろこしは、実が先まで詰まっています。ふっくらとツヤのあるものを選びましょう。皮が付いている場合、皮が濃い緑のものがおすすめです。

甘くて美味しいとうもろこしですが、エネルギー源となる糖質が多いのはもちろん、ビタミンやミネラルが豊富に含まれ、栄養価の高い食材です。

暑さで食欲が落ちやすい夏にぴったりです。

「小暑(しょうしょ)」を快適に過ごすコツ

夏を表す候には、立夏(りっか)・小満(しょうまん)・芒種 (ぼうしゅ)・夏至 (げし)・小暑 (しょうしょ)・大暑 (たいしょ)と6つの候があり、小暑は5番目にあたります。

もう少しで梅雨明け。今も梅雨晴れの日は夏本番といった暑さを感じますね。さらにやってくる猛暑の季節「大暑」の少し前に当たるのが「小暑」です。次の「大暑」までに、暑さに体を慣らしていきましょう。

 

小暑の頃に訪れる3つの七十二候が、短い言葉で季節を表現しているのをご存知ですか?
それぞれの読み方と意味が素敵なので紹介します。

温風至(あつかぜいたる):雲の間から注ぐ陽がだんだんと強くなる頃。
蓮始開(はすはじめてひらく):蓮がゆっくりと蕾を開き、花を咲かす頃。
鷹乃学習(たかすなわちわざをならう):5、6月に孵化したヒナが、巣立ちの準備をする頃。

 

また、小暑からは暑中見舞いの季節です。大切な人と季節の愉しみを共有するのも、四季のある日本ならではの愉しみ方ですね。

トマトと夏塩の冷たい和え麺

栄養豊富なトマトを使って、いつものそうめんをさっぱり簡単アレンジをご紹介します。トマトに含まれるクエン酸は食欲を増進させ、疲労回復が期待できます。食欲がなく、暑くて料理が億劫な日もお手軽で美味しいそうめんのアレンジレシピでぜひ小暑を乗り越えてください。

トマトそうめん
材料(2人前)

夏塩(小さじ2/3)・ミニトマト(20個)・素麺(3束)・オリーブオイル(大さじ2)・粗挽き黒胡椒(少々)・青唐辛子(少々)・レモン(適量)


作り方

1.ミニトマトはヘタをとり2〜4等分に切ります。
2.①に夏塩を加えてトマトから果汁が出てくるまで混ぜ、オリーブオイルを加えます。
3.素麺は袋の表示通りに茹でてザルに上げ、氷水で締め水気をしっかりと切り、ペーパーで水気をふきます。
4.器に③をいれ②をたっぷりとかけます。
5.粗挽き黒胡椒、小口切りにした青唐辛子、レモンを添え、好みのものをふりかけてお召し上がりください。

★レシピ提供★
料理家 ワタナベマキさん
ワタナベマキさんのInstagramはこちらから

雑誌や書籍、イベントなどで幅広く活躍されています。グラフィックデザイナーを経て料理家の道へ進まれ、日々食べるものを美味しく丁寧につくるお弁当や朝ごはんなど、毎日の料理の参考になる著書を多数出版。近著にワタナベマキの台湾食堂(KADOKAWA)があります。


夏におすすめの塩レシピはこちら

レシピで使用しているzayouzen の夏塩-風- はこちら

心を込めた暑中見舞いを送ってみましょう

小暑から大暑にかけて、「暑中(しょちゅう)」と言い、暑中見舞いを出す期間になります。特に最近は、会いたくてもなかなか会いに行けない方も増えているのではないでしょうか。そこでCoyoriから、ぴったりのアイテムをご紹介します。

大切な人の健康を気づかう暑中見舞いは、LINEやメールもいいですが、手書きのメッセージが届くと、やっぱり嬉しいですよね。過酷な猛暑を乗り切るために、不足しがちなミネラルを多く含んだ四季の塩のお試しサイズと一緒に、メッセージを添えて手紙としてお届けすることができます。

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二十四節気通信が、日々のヒントになれば幸いです。