≪二十四節気通信≫ 立冬(りっとう)

2023.11.07
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山茶花

こんにちは。Coyoriスタッフです

先月あたりから新そばの収穫が始まり、東京でも「新そば打ち始めました」の張り紙を見かけるようになりました。私は新そばの味の違いがわかるほどの食通ではないのですが、旬のものを食べて季節を感じる習慣は大事にしたいと思っています。

日本の四季を示す二十四節気、今回ご紹介するのは「立冬(りっとう)」です。

 

立冬に行われる日本の伝統行事、七五三

冬を表す候には、立冬(りっとう)・小雪(しょうせつ)・大雪(たいせつ)・冬至(とうじ)・小寒(しょうかん)・大寒(だいかん)と6つの候があり、立冬は1番目にあたります。

冬が立つと書き、冬の始まりを知らせる立冬。昼と夜の長さが同じになる秋分と、一年で最も昼の時間が短くなる冬至のちょうど真ん中の節気で、本格的な冬の到来に向けて少しずつ準備をするとき。この立冬の時期に行われる日本の伝統行事が、子供の成長を祝う七五三です。

江戸時代までの日本では「七歳になる前の子は神の子」と言われるほど、子供の死亡率が高かったそうです。そのため、無事に成長したことに感謝し、今後の更なる健康を祈ってお参りに行ったのが七五三の始まりとも言われています。

七五三は一般的には11月15日とされていますが、最近では混雑を避けるため日程をずらして行うことも多いようです。少し前から東京でも神社やお寺などで「七五三詣」をする姿を見かけるようになりました。晴れ着姿で少し緊張した様子の子供たちの姿はほほえましいと同時に、彼らの存在は未来そのものなのだと眩しく感じます。

 

冬の肌を目覚めさせる、ブドウが持つ自然の力を肌に

紫外線や汗の影響を受けていた夏から、気温の低下とともに空気も乾燥しはじめる冬へ、一気に肌環境が変わってきます。そのため、冬は一層ハリ不足や肌のカサつきが気になる…。冬場の肌トラブルをどうにかしたい…。など、肌リズムが乱れて肌悩みが増えてくるとき。そんな冬のお手入れにおすすめの成分が「ブドウ」です。

ブドウというとワインの「ポリフェノール」や「抗酸化」といったイメージがすぐに思い浮かびますが、ワインの原料としても有名な「シャルドネ」はいま、美容成分の原料としても熱い注目を集めています

その美容成分が「クロノシャルディ(※1)」。肌のバリア機能を強化し、肌の水分を保つ効果や角質状態の改善効果も。さらには、肌の時計遺伝子が影響する肌リズムに着目し、肌が本来持っている、肌を美しく健やかにする効果があることも発見されています。

 

ミネラル保湿液-雪月-

この注目の美容成分「クロノシャルディ(※1)」を配合した化粧水が「ミネラル保湿液-雪月-」。ミネラルを豊富に含む島根県「玉造温泉」の源泉(※2)をベースに、日本の発酵原料と植物の恵みを贅沢に溶かし込んだ化粧水以上の効果を求めた保湿液です。日々のスキンケアで化粧水の代わりにお使いいただけるため、今お使いの化粧水がちょっと物足りないなと感じるこれからの季節にぴったり。

冬の乾燥対策にブドウの力を。「冬用のスキンケア」に切り替えるなら、このタイミングがおすすめです。

※1ブドウ果実エキス
※2温泉水

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食感が愉しいレンコンステーキ

れんこん100gに含まれるビタミンCは約48mg。なんとレンコン100gで一日に必要なビタミンCの半分が摂取できます。忙しさで食生活が乱れたり、寒さで体調を崩しやすい冬の身体にもうれしい食材 レンコンで、美味しく健康になりましょう。

材料(2人前)
レンコン(1/2本)、塩(4つまみ)、青のり(適量)、オリーブオイル(適量)

 

作り方

1.厚さ1cmほどにレンコンを切ります。レンコンひとかけをすりおろしておきます。

2.オリーブオイルをたっぷりと鍋に引き、切ったレンコンを強火で焼き、塩をふたつまみふります。

3.焦げ目がついたらひっくり返して、塩をふたつまみ、こしょうを多めにかけます。

4.③を両面行ったら、最後に青のりと、すりおろしたレンコンを添えると食感の変化を愉しめます。

 

美味しさのポイントはレシピで使用している za you zen 冬塩-雪-素材の旨みをグッと引き出し、雑味がなく粉雪のような味わいの塩です。

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立冬の初候「山茶始開(つばきはじめてひらく)」

二十四節気をさらに細かく5日ごとに分けた七十二候では、立冬の初候は「山茶始開(つばきはじめてひらく)」。山茶(さんさ)は中国では椿のことで、この山茶を「つばき」と読ませていますが、実は山茶花(さざんか)のこと。この立冬のページのトップに掲載した花が山茶花です。

ツバキ科ツバキ属の山茶花は、その見た目から椿と混同されがちですが、その散りざまに違いが見られます。花の形を留めたままコロンと落ちるのが椿。花びらがひとひらずつ、はらはらと舞い落ちるのが山茶花です。

山茶花はその花が散った後も花びらの絨毯を作って、最後まで私たちの目を楽しませてくれます。

 

二十四節気通信が、みなさまの日々のヒントになれば幸いです。